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概要:[ワシントン 9日 ロイター] - 米アドビが9日発表した1月の米オンライン商品価格を示すアドビデジタル物価指数(DPI)は前年同月より1%低下し、5カ月連続で低下した。 DPIは、米労働省の消費者
[ワシントン 9日 ロイター] - 米アドビが9日発表した1月の米オンライン商品価格を示すアドビデジタル物価指数(DPI)は前年同月より1%低下し、5カ月連続で低下した。
DPIは、米労働省の消費者物価指数(CPI)に含まれる商品を反映したオンライン通販の価格動向を示している。
前月比は上昇した。比較対象の昨年12月はクリスマス商戦期の大幅な値引きで下がっていたのが要因。
アドビのグロースマーケティング&インサイト担当副社長、パトリック・ブラウン氏はインフレの消費者への影響だけでなく、オンラインの販売競争も続くと感じているとして「現在の需要水準は小売業者が価格を抑え、過剰在庫の一掃を続ける原動力になっている」と指摘した。
エコノミストらは、来週発表される1月のCPIで上昇率の鈍化が続くと予想している。
米連邦準備理事会(FRB)の当局者は最近のインフレ緩和に財(モノ)の価格低下が寄与していることを認識しており、より幅広いサービス部門に広がるかどうかを注視すると語っている。
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