ゴールドマン・サックスは、S&P総合500種が来年末に5100ポイントに達すると予想した。15日終値(4682.80ポイント)からの上昇率は約9%で、年初来で約25%上昇している現状から伸びが緩やかになると見込んだ。経済成長の鈍化や金利上昇見通しに対する懸念が重しになるという。
29日の取引で、米アップルの株価が下落。時価総額でマイクロソフトに抜かれ、首位から転落した。
今春に高値を付けた際の信用取引期日が8月から9月にかけて到来する。ソフトバンクグループやファーストリテイリングなど指数寄与度が大きい銘柄が含まれており、日本株の上値を押さえる需給要因として警戒されている。
米国株式市場で、旅行やレジャーなど新型コロナウイルスの収束を見据えたアフターコロナ関連株が軟調に推移しており、変異ウイルス「デルタ株」への懸念が一因であることが示唆されている。