米政府は12日、日本と鉄鋼・アルミニウム関税を巡る協議を開始すると発表した。
半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は着実に自分の世界を広げている。先日、ソニー子会社と共同で日本に70億ドル規模の工場を建設することで合意し、他の地域でも同様の計画を立てている。生産拠点の分散化は地政学的リスクを防ぐのには有効だが、財務面で体力が奪われる危険もはらむ。
英・米やインド、中国、欧州連合(EU)は、2030年までに世界の全ての地域でゼロエミッションに近い鉄鋼生産の拡大を目指す。英政府が2日発表した。
ブラジルの資源大手バーレが28日発表した第3・四半期決算は、純利益が39億ドルとアナリスト予想の62億ドルを大幅に下回った。鉄鉱石価格の下落と石炭事業を巡る減損が響いた。
仏自動車大手ルノーは22日、世界的な半導体不足により2021年は従来予想よりもかなり大幅な生産削減を強いられるとの見通しを示した。ただ、自動車価格の上昇とコスト圧縮を理由に利益予想は据え置いた。