バイデン米大統領は10日、31年ぶりの大幅な伸びになった10月の米消費者物価指数(CPI)について「依然として高過ぎる」と述べ、物価抑制に努める姿勢を示した。
米財務省は10日、10月の財政赤字が1650億ドルと、前年同月の2840億ドルから42%減少したと発表した。経済回復を背景に個人や法人の所得税収入が急増した。
米国時間の原油先物は下落。バイデン米大統領が10日、エネルギー価格を抑制する方策を模索する米国家経済会議(NEC)に指示したと明らかにしたことを背景にドルが上昇したことが重しとなった。
米連邦準備理事会(FRB)当局者は8日、政策金利を巡る議論に焦点を当て始めた。FRBがテーパリング(量的緩和の縮小)開始を発表し、早ければ来年見込まれる利上げへの準備を進める中、このような議論が今後数カ月で活発化する見込みだ。
米ホワイトハウスのジャンピエール副報道官は8日、連邦準備理事会(FRB)の次期議長を巡る人事が注目される中、バイデン大統領が先週にパウエルFRB議長とブレイナード理事と個別に面会したというCNBCの報道について、確認することを控えた。
米シカゴ地区連銀のエバンス総裁は8日、現在見られるインフレ高進がおおむね「一過性」で、供給サイドの圧力解消に伴い収束するという認識を改めて示しつつも、「現段階までに一段の進展があると想定してた」と語った。
インドでは、ビットコインやイーサリアム、ドージコインといった暗号資産(仮想通貨)を買う方が、アプリでピザを頼むより手っ取り早くできる。スタートアップ企業が次世代投資家を引き寄せようとしのぎを削っているからだ。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で過去4週間のどこかの時点で働けなかった米国の労働者数は、10月に100万人超減少した。コロナ感染者数が減少し始め、健康上の懸念から求職していないと回答した人も減少した。米労働省の調査で5日、明らかになった。
米労働省が5日発表した10月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月より53万1000人増加した。予想されていた以上の増加幅となり、第4・四半期の初めに経済活動が勢いを取り戻したことをより鮮明に示した。今夏の新型コロナウイルス感染者数の急拡大が収まったことを受けた。
民泊仲介大手の米エアビーアンドビーが4日発表した第3・四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。新型コロナウイルスワクチンの普及で世界的に旅行需要は回復しており、来年の成長につながるとの見通しを示した。
米アルファベット子会社グーグルは、先物取引所運営大手CMEグループに10億ドルを出資するとともに、CMEの取引システムをクラウド方式に移行するための提携契約を結んだ。両社が4日発表した。
米配車大手ウーバー・テクノロジーズが4日発表した第3・四半期決算は、一時的な費用を除く調整後の利払い・税・償却前利益(EBITDA)が800万ドルと、初の黒字を達成した。前年同期は6億2500万ドルの赤字だった。
ハーランド米内務長官は4日、英グラスゴーで開催中の第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で、洋上風力発電の拡大に向けた米国の取り組みに参加し、積極的な目標を設定するよう各国に呼び掛けた。
米国時間の原油先物は序盤の上昇から一転下げに転じた。サウジアラビアの産油量が近く新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)発生以来初めて日量1000万バレルを超えるとの報道を受けた。
米ニューヨーク市のエリック・アダムズ次期市長は4日、年明け1月の就任後、最初の3回分の給与を暗号資産(仮想通貨)ビットコインで受け取る意向をツイッターで表明した。
米議会の合同税制委員会の専門家は、バイデン大統領が看板政策に掲げる1兆7500億ドル規模の「ビルド・バック・ベター(よりよき再建)」法案の財源となる向こう10年の歳入が1兆4800億ドル程度と、2700億ドル不足するという試算を示した。
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は4日に開いた閣僚級会合で、協調減産幅を毎月日量40万バレルずつ縮小する現行の計画を12月も維持することで合意した。
米レンタカー大手ハーツ・グローバル・ホールディングスが、大量発注した電気自動車(EV)大手テスラの車両を巡り、どの程度迅速な納入が可能か協議している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が4日、関係筋の情報として報じた。
米商務省が4日発表した9月の貿易収支は赤字額が前月比11.2%増の809億ドルとなり、赤字額の過去最高を更新した。市場予想は805億ドルの赤字だった。
バイデン米政権は、100人以上の従業員を抱える民間企業を対象に新型コロナウイルスワクチン接種もしくは週1回の検査を義務付ける方針について、年明け1月4日から導入する計画と、米高官が4日明らかにした。