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英家計のクリスマス支出、約半数が削減を検討 生活費高騰で
概要：英バークレイカードの家計調査によると、約半数がクリスマスに向けた支出の削減を検討している。生活費が高騰する中、企業にとっては見通しに暗雲となる。
英バークレイカードの家計調査によると、約半数がクリスマスに向けた支出の削減を検討していることが分かった。写真は２０２１年１１月、ロンドンで撮影（２０２２年 ロイター/Henry Nicholls）
［ロンドン ８日 ロイター］ - 英バークレイカードの家計調査によると、約半数がクリスマスに向けた支出の削減を検討している。生活費が高騰する中、企業にとっては見通しに暗雲となる。
１０月２１─２４日に実施された調査では、今年のクリスマス支出を減らすとの回答が４８％を占めた。このうち、気前の良い贈り物の購入を減らすと回答した人が５９％、交際費を削るとした回答は４２％に達した。
一方、英小売協会（ＢＲＣ）が発表した１０月の主要店舗売上高は前年同月比１．６％増と、伸び率は９月の２．２％から鈍化した。インフレを考慮すると大幅なマイナスになる。
バークレイカードのデータでも、１０月の消費者支出は前年比３．５％増と、９月の１．８％増から伸びが加速したものの、インフレを基に調整すると依然としてマイナスとなっている。
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