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概要:[東京 21日 ロイター] - 日本電産は21日、永守重信会長が同日付で最高経営責任者(CEO)に復帰すると発表した。会見した永守氏は、現在の株価に不満を示し、経営判断の速度を上げて業績を成長軌道に戻
[東京 21日 ロイター] - 日本電産は21日、永守重信会長が同日付で最高経営責任者(CEO)に復帰すると発表した。会見した永守氏は、現在の株価に不満を示し、経営判断の速度を上げて業績を成長軌道に戻すと説明した。
創業者の永守氏に請われて日産自動車から日本電産に転じた関潤社長は、就任から1年足らずでCEOの職から外れ、最高執行責任者(COO)となる。
永守会長は「世界の状況は逆風にあり、速い決断と対処が必要な段階に来ている。創業者ですべてを知り尽くしている私が短期的に指揮を振って業績状況を改善する」と語った。「現在の株価は残念だし、終わった期の業績も決して満足できるものではない」とも述べた。
関社長は日本電産が注力している電気自動車(EV)のトラクションモーター事業にしばらく専念する。永守会長は「3年ほど経ったら独り立ちしてCEOに戻ってもらう」と述べた。
日産の副COOだった関氏は2020年1月、社長含みで日本電産に入社。同年4月に社長兼COOに、21年6月に永守氏からCEOの職を引き継いだ。
日本電産は1973年に永守氏が創業。売上規模2兆円近い企業に育てたが、後継者探しが課題となってきた。2013年には日産の中核子会社カルソニックカンセイ(現マレリ)社長だった呉文精氏を副社長に据えたが、統括していた車載や家電事業で期待された実績を上げることができず15年に退社した。
18年には副社長だった吉本浩之氏を社長兼COOに選び、創業以来初めての社長交代として注目を集めたが、20年に再び副社長となって退社した。
永守会長は「投資家に安心してもらえるところで(関氏に)バトンを渡す。1年でCEOを渡すのは早すぎた」と語った。
日本電産は同日、23年4月に社名を「ニデック」に変更することも発表した。グループ一体で世界展開を加速するとしている。
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