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概要:9日の欧州株は3月以来の高値に上昇。新型コロナウイルスのワクチン開発で新たな進展が伝えられ、ストックス欧州600指数の時価総額は最大4000億ユーロ(約49兆8000億円)押し上げられた。
9日の欧州株は3月以来の高値に上昇。新型コロナウイルスのワクチン開発で新たな進展が伝えられ、ストックス欧州600指数の時価総額は最大4000億ユーロ(約49兆8000億円)押し上げられた。
ストックス600指数は4%高。朝方は、米大統領選の民主党候補ジョー・バイデン氏による勝利宣言を好感した買いが進み、その後は米ファイザーがドイツのビオンテックと開発しているワクチン候補の治験でで90%を超える確率で感染を防いだとの暫定結果が示され、上げ幅がさらに拡大した。
フランスのCAC40指数は7.6%高、スペインのIBEX35指数は8.6%上昇した。ドイツのDAX指数も高い。
ストックス600指数の業種別では旅行や銀行、エネルギーなどシクリカル銘柄が上げをけん引した。一方、新型コロナ対策のロックダウン(都市封鎖)が有利に働いた企業の株価は下落した。食材宅配企業ハローフレッシュやオンラインスーパーのオカド・グループはいずれも10%超下げた。
欧州債はドイツ債やイタリア債などユーロ圏国債が軒並み下落した。新型コロナワクチンのニュースが手掛かり。投資家は安全資産から資金を移し、株が上昇した。
ドイツ債とイタリア債の10年債利回りは11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と4月以来の大幅上昇を記録した。利回りはそれぞれマイナス0.51%、0.75%となった。両者のイールドスプレッドは変わらずの126bp。
フランス10年債利回りも11bp上昇してマイナス0.25%。
英国債の利回り曲線はベアスティープ化。10年債利回りは10bp上昇して0.38%と、3月以来の大幅上昇。短期金融市場の動向によると、市場参加者はイングランド銀行(英中銀)による2021年末時点の利下げ幅を8bp織り込んでいる。今月6日時点では12bpだった。
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