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概要:週明け8日のアジア株式相場は上昇して始まりそうだ。5日公表された米雇用統計が予想を大幅に上回り、早期の景気回復期待が高まっている。米国株先物は堅調。
週明け8日のアジア株式相場は上昇して始まりそうだ。5日公表された米雇用統計が予想を大幅に上回り、早期の景気回復期待が高まっている。米国株先物は堅調。
先物の動きから日本株と香港株の上昇が示唆されており、日経平均先物は1.3%高、ハンセン指数先物は1.1%高。オーストラリア市場は祝日で休場。S&P500種株価指数先物は日本時間午前7時31分時点で0.5%高。S&P500種の現物は雇用統計を受けて5日に2.6%上昇し、3週連続高で終了していた。
米ドルはG10通貨に対して5日に下落した後、まちまち。オーストラリア・ドルとニュージーランド・ドルは堅調な一方、円はほぼ変わらず。
米株式相場は先週末に年初来の下落をほぼ埋める水準に回復しており、投資家の関心は今週開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)に向かいそうだ。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に見舞われた米経済の支援であらゆる手段を行使する方針を10日にあらためて表明する公算が大きい。
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