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概要:米銀ゴールドマン・サックス・グループの元社長で、トランプ大統領の下で米国家経済会議(NEC)委員長を約1年務めたゲーリー・コーン氏は米経済について、成長が続くとの見通しを示した上で、リセッション(景気後退)入りする兆しは見当たらないと述べた。
米銀ゴールドマン・サックス・グループの元社長で、トランプ大統領の下で米国家経済会議(NEC)委員長を約1年務めたゲーリー・コーン氏は米経済について、成長が続くとの見通しを示した上で、リセッション(景気後退)入りする兆しは見当たらないと述べた。
コーン氏は19日のCBSの番組「フェース・ザ・ネーション」でのインタビューで、米金利は「良い状況」にあると述べ、米金融当局を称賛した。トランプ大統領はより積極的に利下げを進めるべきだとして当局を批判してきた。
コーン氏は、「今の金利は実際に、経済活動が成長する水準にある」と語った。
コーン氏はまた、貿易を巡る取引を優位に進めるために関税を課すトランプ大統領の戦略は効果がないばかりか、米経済に害をもたらすと批判。「米国内での企業の設備投資が見られない」と指摘した。
民主党員のコーン氏は現在、民主党大統領候補の指名を争っている立候補者の誰かを支援するかどうかについてはコメントを控えた。トランプ大統領に票を投じるかどうかについては、「私は扉を開いておく。現時点では、大統領に投票しないという考えは持っていない」と述べた。
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